くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

映画感想「トリック劇場版2」

トリック劇場版2

理屈や、理論や、芸術性などどうでもいい、とにかく「トリック」ファンとしては思い切り楽しみたい。
そんな動機だけで見に行ったのが「トリック劇場版2」である。

テレビ版時代から大ファンで、もちろんあの蒔田光治脚本、堤幸彦監督の絶妙のコンビが最高。
ぼそりぼそりと挿入される仲間由紀恵のつっこみ。何故か最低の男なのに何故か頼りにしてしまう阿部寛のキャラクター。そして今回は今や人気絶頂の堀北真希のおとぼけの演技(というか演技は下手だったけれど)がむちゃくちゃにからんだパート2。ファンとしてはそれだけで十分である。日頃映画を分析したような感想ばかり書いているが、今日は純粋におもろかった!!!

で、パート1に比べるとどうかとかテレビ版やスペシャル版に比べるとどうかなんてどうでもいいのだが、残念なことに生瀬勝久の出演がちょっと少なくて寂しいし、野際陽子の存在もちょっと物足りないじゃないのと思ってしまったのですが、トリックファンの方いかがでしょうか?

例によって訳のわからない島に登場する妙な霊能力者が片平なぎさで、サスペンス劇場バリのお話を演じるのですが、これまた例によって手品ともインチキともつかぬ教祖になってあらわれます。このあたり第一作よりはバージョンダウンしているように思いますけど、そんなことはいいとして。さらに例によってそんな島の謎を解くべく仲間由紀恵阿部寛がやってきて、ギャグを連発しながら何故か解決してクライマックス・・・

これで良いのです。「トリック」は・・・・・