2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧
東野圭吾は私と同い年の1958年生まれなのです。しかも大阪府出身。出身大学は大阪府立大学工学部電気工学科というからばりばりの理系なのです。 そのせいでしょうか、非常にプログラム的に整然と組み立てられた物語になっているのです。仲間由紀恵主演の…
井筒和幸監督の「パッチギ!」は「ロミオとジュリエット」だとどっかの本に書いてあったのを物語が終盤に近づくと思い出した。朝鮮学校と日本の学校の学生同士の争いの中にお互いの学校の男女がいつしか恋に落ちる。しかもその女の子には兄貴がいる。 それぞ…
日本映画お得意の様式美の世界が久しぶりにスクリーンによみがえりました。 美しい。!冒頭のタイトルバックからして文楽の舞台から始まる下りは見事。 しかも随所にやや押さえているもののサイケデリックな光の演出が見られ、日差しや家の中に漏れる光や雪…
映画の中には大作とか傑作とかいうことばが当てはまらない作品があります。私はそうした作品を秀作と呼んでいますが、この「ネバーランド」はまさにそうした作品のうちの一つでした。しかも、心に残る秀作でした。なぜ、胸が熱くなるのでしょう、そんなシー…
すごい! チャウ・シンチー監督というのはものすごい才能ですね。 「少林サッカー」の時もそうでしたが、とにかく徹底した娯楽指向の映像を展開するのです。 今回の「カンフーハッスル」その才能がさらにパワーアップして爆発しています。 にもかかわらず細…
上戸彩の映画ということでしかなかった作品として見に行った「インストール」 なんと、予想以上になかなか良い映画でした。 上戸彩と神木隆之介の掛け合い漫才のような会話。その背後にリズム感たっぷりに流れる音楽。 テンポが見事でリズムが抜群。演技、セ…