くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

映画感想「ブーリン家の姉妹」

ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン主演の歴史物語「ブーリン家の姉妹」 1969年ジュヌビーブ・ビジョルド主演で映画化された「1000日のアン」でも描かれ、イングランドの偉大なる女王エリザベス一世の母アン、そしてその妹メアリー(歴…

映画感想「ICHI」「センター・オブイ・ジ・アース」

子母澤寛が実在の人物をモデルに作り上げた短編小説「座頭市物語」をもとに、大胆な感覚と類まれなカリスマ性でスクリーンに登場したのが、勝新太郎による座頭市シリーズ。「おれたちゃぁなぁ、ご法度の裏街道わたる渡世なんだぞう・・」の名せりふを残し、一…

映画感想「ゲットスマート」

メル・ブルックスが作り上げたテレビドラマの名作「それいけスマート」の映画版である。 いやそんなことより、私はアン・ハサウェイを見たくていったような物である。「プラダを着た悪魔」でアン・ハサウェイに出会って以来、すっかり彼女の魅力に虜になって…

映画感想「トウキョウソナタ」

果たして、こんな家庭が存在するものか?そこにあるのはあまりにも非現実的に見えるはずの崩壊寸前の一家族。かつて森田芳光監督が描いた「家族ゲーム」にはありそうであり得ないような不思議な家族が描かれていた。あれはあれで、ありきたりの当時の家族を…

映画感想「イーグル・アイ」

スピルバーグ総指揮のサスペンスアクション大作「イーグル・アイ」を見てきました。おもしろいことはある程度期待していたので、期待通りに思いっきり楽しんで見終わりました。冒頭から一気に物語の本編に引き込んでくれます。 とある国で捜索中のテロの首謀…

映画感想「宮廷画家ゴヤは見た」

「アマデウス」の巨匠ミロス・フォアマン監督の「宮廷画家ゴヤは見た」を見てきました。 さすがに、見ごたえのある重厚な作品で、冒頭のタイトルバックの版画絵から一気に18世紀スペインの時代に引き込まれていきます。もちろんゴヤはあの有名な「裸のマハ」「着衣…

映画感想「イントゥ・ザ・ワイルド」

名優ショーン・ペンが監督を務めた話題作「イントゥ・ザ・ワイルド」を見る。1992年、アラスカの荒野で発見されたクリストファー・マッカンドレス。 大学を優秀な成績で卒業したものの、現実の世界に失望し、一人旅に出る。そして、出会いと別れを繰り返…

映画感想「容疑者Xの献身」

東野圭吾の直木賞受賞作品「容疑者Xの献身」が映画化、その前哨戦としてテレビ版で「ガリレオ」のシリーズを放映。東野ファンでありテレビ版ガリレオシリーズのファンとしてはなんとしても見に行かないわけには行かない。 原作がよかったので期待半分、不安半…

映画感想「落下の王国」

「ザ・セル」で衝撃的な映像でデビューしたインドのターセム監督の第二作「落下の王国」を見る。「ザ・セル」を見ていなかったので、ターセム監督の映像世界はまったくの初体験、いきなり昔懐かしいサイレント映画のようなシーン、凝りに凝ったタイトルバックに…