くらのすけの映画日記

大阪の社会人サークル「映画マニアの映画倶楽部シネマラムール」管理人の映画鑑賞日記です。 あくまで忘備録としての個人BLOGであり、見た直後の感想を書き込んでいるので、ラストシーンまで書いています。ご了承ください

映画感想「CONFESSION=遥かなるあこがれギロチン恋の旅」

kurawan2018-02-02

「CONFESSION=遥かなるあこがれギロチン恋の旅」
大林宣彦監督の自主映画作品としての最後の作品をみました。
常世界がカメラの中に捉えられると非現実の映画の世界に変わる瞬間を見たような錯覚に陥ってしまう映像作品でした。

物語などはあるのかないのかわかりません。ただ、大林宣彦監督の感性の赴くままにつなぎ合わせていく日常が不思議なことに映画になっていくという感じです。
その陶酔感が魅力であり、その魅力こそが映画の魔力ではないかと思います。

映画を作ることの原点がここにある感じがして楽しかったです。