くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

映画感想「溶岩の家」

「溶岩の家」

どうも、今回も物語がよく把握できなかった。それに、今回見た数本ほど画面の構図も優れていないようにも思える。監督はペドロ・コスタ

 

ある工事現場、一人の男レオンが落ちたという声から映画は始まる。飛行機に乗せられて彼の故郷だろうかの島に運ばれる。傍に看護師のマリアーナが付き添って行く。ところが空港に着いた途端放置されたようにその場に取り残され、島民になんとか病院まで連れて行ってもらったものの、誰もレオンのことを語ろうとしない。

 

こうして物語は始まるのですが、どうやらここの島にはレオンの家族がいて、バイオリンを弾く老人が父親だったり、至る所に娘がいたり、よくわからない会話が続く。そんな中で、届いた医薬品で島民にワクチンを打ってやったりするマリアーナ。

 

島の若者に迫られたり、浜辺で襲われて犬に助けられるが、その犬は自殺?して死んでしまったり、なんとも不可思議。老婦人らしい女性がレオンに関わりがあったり、どうも分からないままに、やがて昏睡状態から覚めるレオン。そしてマリアーナと喧嘩をした末に、二人は結ばれるのだが、と言って恋愛ではないような展開のまま映画は終わってしまう。どうもペドロ・コスタは私には理解しきれない感じです。