くらのすけの映画日記

大阪の社会人サークル「映画マニアの映画倶楽部シネマラムール」管理人の映画鑑賞日記です。 あくまで忘備録としての個人BLOGであり、見た直後の感想を書き込んでいるので、ラストシーンまで書いています。ご了承ください

映画感想「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」

アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」

技術に溺れてしまったこのシリーズも第三作目。見え隠れする環境問題は、前作ほど目立たなくてどちらかというと主人公の家族のドラマが中心になっているので少し楽でした。とは言っても三時間二十分という長尺にするためだけの脚本はさすがに芸がなくて、クライマックスの盛り上がりも今更程度の出来栄え。退屈するとかいう以前に、もっと映画作品としてキレ良く作れないものかとこの監督のファンとしてはちょっと残念。でも、まあまあ、映像が壮大やしエンタメとして見たという満足感感には浸ることができました。監督はジェームズ・キャメロン

 

主人公ジェイクの次男ロアクが、亡兄への想いに浸って森を駆け抜けている場面から映画は幕を開ける。ジェイクは、幼い頃パンドラに残され、ジェイクの養子として育てたスパイダーを祖母のもとに連れていくべく家族だけで旅立つ。ところが途中でヴァラン率いるアッシュ族に襲われる。その戦いで母ネイティリは重傷を負い、父ジェイクとも逸れたロアク、キリ、スパイダーらが森を逃走していく。しかしスパイダーの酸素が足りなくなり、あわや窒息死するかと思われたが、キリが森の神エイワの声を聞いて、森の精の力でスパイダーを助ける。しかも、蘇ったスパイダーはマスクなしでパンドラで生きられるようになる。

 

ジェイクは、やってきたクオリッチ大佐と協力してロアクらを追っていたが、アッシュ族もロアクらに迫る。しかし、間一髪でクオリッチ大佐が持ってきた機関銃などの近代兵器が威力を発揮してアッシュ族を退けるが、ヴァランは近代兵器に魅力を感じる。一方、スパイダーがマスクなしでパンドラで生きられるようになったことに興味を示したRDAは、スパイダーを拉致して研究するべく、クオリッチ大佐を中心にした討伐隊をジェイク達の元へ向かわせ、メトカイナ族を皆殺しせんと迫る。しかしジェイクが自ら身を捧げて拉致され、その場を切り抜ける。

 

ジェイクは反逆者として処刑が決まるが、クオリッチ大佐はヴァランに近代兵器を提供する代わりにスパイダーの居場所を探らせる。そしてついにスパイダーは研究対象として拉致されてしまう。RDAは、ナヴィ族を殲滅する計画を立て、明後日実行を決定する。しかし、RDAの横暴に反感を持った環境学者の手筈でジェイクは助け出され、助けに来たネイティリと、自分で脱出したスパイダーと共に基地を脱出、来るべきRDAとの決戦に準備をする。

 

一方、ロアクらは、この地の他の海の種族の協力を得るべく交渉に向かっていた。やがてRDAが総攻撃をしてくるが、ロアクらが説得した巨大生物の種族が迎え撃ち、それに合わせてジェイクらも総攻撃をかける。ジェイクらが優勢になったかと思われたが、そこへヴァラン率いるアッシュ族が近代兵器を持って襲いかかってきて一気に劣勢となり、あわや全滅かと思われた。その頃、キリは命を賭してエイワへの接触を再度試みていた。しかし、キリの力だけでは気持ちが届かない。そこへ今やナヴィ族の如き触覚も備わったスパイダー、ジェイクらの末娘トゥクが加わり、ついにエイワが助け舟を出し、イカの種族がクオリッチらに襲いかかる。

 

クオリッチ大佐らはトゥクとネイティリを拉致する。それでも最後の最後起死回生し、ジェエイクはクオリッチ大佐との一騎打ちとなる。そこにスパイダーも加わるが、浮遊する岩からスパイダーとクオリッチ大佐は落下寸前となる。ジェイクがなんとか二人を助けたが、クオリッチ大佐は自ら落下していく。こうして、一連の争いは収束し映画は幕を閉じる。

 

正直、登場人物の名前に最初は混乱してしまう。シリーズ間の制作期間が開いているということもあるし、一本一本が長い上に、CGで作られた顔立ちにいつまでも馴染めなく、さらに種族間の様々が絡んでくると頭の中が錯綜してしまう。上記の物語があれであっているのかは若干不安です。かなり間延びした作りで映像技術だけをひたすら見せつける作品になったことは確かな映画だった。