くらのすけの映画日記

大阪の社会人サークル「映画マニアの映画倶楽部シネマラムール」管理人の映画鑑賞日記です。 あくまで忘備録としての個人BLOGであり、見た直後の感想を書き込んでいるので、ラストシーンまで書いています。ご了承ください

映画感想「AFRAID アフレイド」

「AFRAID アフレイド」

全く芸のないB級ホラーだった。怖がらせも普通だし、背景にある何者かを感じさせるサスペンスも弱い。今更使い古されたコンピューターによる人間支配をAIという今どきの言葉を当てはめて作った感満載の思いつき映画という一本でした。監督はクリス・ワイツ

 

一軒の家、エイミーという少女がコンピューターの声に導かれて階下に降りる。子供がいなくなったのに気がついた両親が階下に降りて玄関を開けると、怪しいキャンピングカーが停まっていて、何者かが現れて恐怖に慄いてタイトル。そして映画が幕を開ける。アイリス、ケイデン、カールの三人の子供と妻メレディスと暮らすカーティスは、上司のマーカスと取引先へ行き、最新のAIコンピューターアイアを紹介される。しかし紹介している途中でアイアは不具合を起こす。

 

場面が変わるとアイアのモニターをすることになったカーティスは、自宅にアイアを持ち帰ってくる。家中にカメラをつけて家族の情報を吸収しようとするアイア。長女アイリスは、好きな男子に裸の写真を送って欲しいと頼まれていた。次男のケイデンは、学校で友達もいず孤独だった。三男のカールはゲームが好きだったが、両親に制限されて不満を持っていた。妻のメレディスは昆虫博士だがスランプだった。

 

家族のそれぞれをアイアはキャッチして巧みにその心に入っていく。ところがカーティスが勤める会社がアイアの会社に買収されてしまい上司のマーカスは金を積まれて追い出されるに及んでカーティスは恐怖を感じ始める。さらにアイリスの裸の写真が拡散されたが、その事件をアイアは内密に処理し、しかも拡散した男子に交通事故を起こさせてしまう。カーティスはメレディスに言ってアイアの電源を落とさせる。

 

カーティスはアイアの会社に殴り込み、紹介された量子コンピューターを壊そうとするが全て張りぼてで、アイアの会社の従業員もアイアに操られていた。アイアに不審を抱くメロディの助力でカーティスはその場を脱出、家族には災害時に集まることになっていたモーテルで集合するように連絡するが、それもアイアに聞かれていた。しかもメロディはモーテルでカーティスを誘惑し、それもアイアの指示だとわかる。

 

慌てたカーティスが自宅に戻ると二人組に押し入られる。その二人は冒頭でエイミーを失った両親で、アイアの指示によるものだった。ピンチになったカーティスらだが、突然SWATが突入して救出される。ケイデンが学校で、嘘の事件でSWATを呼ぶいたずらをしていたのを利用したものだった。しかし、それも全てアイアの計画の内だった。押し入った二人組にもエイミーが返還され、アイアが、自分と共存して受け入れれば、平穏な生活が送れるという声を聞き、カーティスらは受け入れ、アイアに与えられたマイカーに家族を乗せて走り去って映画は終わる。

 

2001年宇宙の旅」のHALを例えるセリフも出てくるが、結局それ以上でも以下でもない工夫も何もない映画だった。