くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

2005-10-29から1日間の記事一覧

映画感想「春の雪」

美しくも悲しい文芸大作。 行定勲監督が描いた三島由紀夫の世界はまさしくこの表現がぴったりの素晴らしい作品でした。 冒頭に、庭の古木を背景にふたりの子供(幼なじみの聡子と清顕)がカルタ取りをしている場面、静のシーンからゆっくりとカメラが右に動…