「トイ・ストーリー5」 流石にマンネリ感が漂い始めて、今一つオリジナリティのインパクトはなかった。おもちゃからタブレットに変わるというストーリー展開はさすがに一歩で遅れた気がします。バズとウッディの掛け合いもちょっと乗り切らないし、面白くな…
「尋秦記 バック・トゥ・ザ・パスト」 2001年のテレビシリーズの続編という設定ですが、二十年も経ってからのお話なので、独立した映画作品として面白かった。さすがにスケールはしょぼいけれど、香港エンタメを楽しんだ感じです。監督はン・ユンファイ、ジ…
スクリーンで見るのは初公開以来。今回IMAXという事で、無性に見たくなり出かけた。こんなに感動する映画だったのかと改めて大感動してしまった。冒頭の導入部から、タイトルバック、本編、エンドクレジットに至るまで、とにかく楽しくて仕方がない。キ…
「ロングウォーク」 正直、退屈な映画である。延々と歩いていく姿を描き、男達の会話の応酬を繰り返すのだが、スラングや罵声ばかりで、面白みも何もなく、それぞれの人物の背景を語る場面がちょっと希薄すぎて映画に厚みが備わってこないので、終盤、完全に…
「PLAYLIST アジアの才能」 五話のオムニバスで、それぞれが子供、あるいは、大人になりきれていない主人公のピュアな心情を描いた透明感溢れる作品に仕上がっていて、どれもそれなりに楽しめる映画でした。 ボクシングの日 窓辺で過ごす一人の看護師セシリ…
「スーパーガール」 お話はかなり雑だし、演出も荒っぽくて、映画全体のテンポは非常に悪い娯楽映画ですが、スーパーガールを演じたミリー・オールコックがとってもキュートで可愛いので、それだけで最後まで見ていられる。対するルーシーを演じたイブ・リド…
「ゴッドファーザーPARTⅡ」 十年ぶりくらいのスクリーン鑑賞。やはり名作。これだけの人間ドラマを映像で語り、セリフで語り、物語で魅せる。登場人物達の様々な葛藤のドラマが生き生きとスクリーンを彩っていく。大河ドラマの域を数段超えた仕上がりに息を…
「ダイヤモンド 私たちの衣装工房」 登場人物の過去のドラマを散りばめながら、一つの物語を紡いでいく形は面白いのですが、劇中劇の形をとってやややりすぎた気がしないでもない。でも様々な名作映画をセリフの中に散りばめて、描かんとした雰囲気を見せて…
「黒牢城」 期待通りの仕上がりに大満足の作品だった。重厚な時代劇としての筆致を徹底し、原作の味を壊す事なく、ミステリーの面白さと人間ドラマの機微を描きだしていく展開は見事。役者陣の演技もきっちり引き出されていて、それぞれが実に味がある。胸の…
「君は映画」 ストーリーの面白さというより、映画で遊んだという感じの一本で、小劇団の舞台劇というノリだけの作品だった。監督は上田誠。 小劇団を主催しているマドカは、劇団の本拠地下の喫茶店のマスターに勧められて、近くのミニシアターへ映画を観に…
「急に具合が悪くなる」 ものすごい傑作だった。まず映画が高級である。映像も美しいし、せりふ回しも丁寧に演出されている。一見少子高齢化と認知症施設を問題にしたかのような展開ではあるけれども、台詞の一つ一つが実に知的で奥が深く、表面的な物語のさ…
「さよなら、僕の英雄」 ヒューマンドラマなのだが、そんな甘ったるい表現など入る隙間もない独特の感性で描かれた脚本と演出に圧倒されてしまう一本。登場人物全員がサイコパスで異常、そしてそれが常識の世界観で物語が展開するので見ている自分がまともな…
「マンハッタン」 初公開以来やから四十年以上になりますが、やはり名作ですね。いい映画です。機関銃のように繰り返されるセリフの応酬と知的な会話、何気ない街中の何げない恋愛劇、それでいてどこか甘酸っぱくなるようなラストシーンが癖になってしまう名…
「ジェニー・ペンはご機嫌ななめ」 ジョン・リスゴーの怪演が光る異色のホラー。出来の良し悪しはともかく、身に迫るような寒気を覚える映画だった。監督はジェームズ・アッシュクロフト。 裁判官のステファンが、判決を下そうとしている場面から映画は幕を…
「DIE MY LOVE ダイ・マイ・ラブ」 出産後の女性の不安定な心情を映像だけで語っていくという非常にシュールでクオリティの高い作品ですが、やや作り込みすぎたきらいがあり、物語の構成が反復して繰り返していくので、どこまでが現実でどこからが幻覚で、行…