2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧
第一作「トワイライト〜初恋〜」の続編、つまり四部作の第二部である。 まぁ惰性で見に行ったというのもある。第一作はそれなりに楽しんだのですが、はまるほどではない物語なので。第一作に比べると、かなりストーリー的には魅力が落ちていました。すでに吸…
マペットの第一人者フランク・オズ監督作品ということでちょっと気になっていたのですが、時間がなくて半分あきらめていたコメディ作品を見てきました。 フランク・オズ監督作品といえば「リトルショップオブホラーズ」以来となります。今回の作品、あの「リ…
「ブラック会社に勤めているんだが、僕はもう限界かもしれない」 小池徹平は俳優としてはあまり好きではないのですが、「キサラギ」の佐藤祐市監督作品なので期待して見に行きました。実話を基にしているといいますが、まぁ結局⒉チャンネルのスレを基にして…
「デイ・アフター・トウモロー」を見たときに、少しは人間ドラマも描けるようになったかと見直していたローランド・エメリッヒ監督であるが、今回の作品はまったくダメ。いったいなんでこの程度の監督に莫大な映画予算が出るのか不思議でならない。確かに特…
久しぶりのクエンティン・タランティーノ作品である。 お決まりのバイオレンスシーンはもちろんであるが、今回は特にテクニカルなカメラワークが秀逸であった。冒頭、マカロニウエスタン調のオープニング。とある田舎の一軒家で男が薪を割っている。そばに女…
掘り出し物でした。当初、見に行く予定ではなかったのですが、昨日会った映画友達に薦められて急きょ見にいたのです。映画が始まると、いきなり夕陽へ走るランナーのシーン、そしてとある食堂で学生らしき二人ハイジ(小出恵介)とカケル(林遺都)が食事を…
「地下鉄のザジ」 ルイ・マル監督が1960年に描いたコメディ映画である。ルイ・マル監督といえば「死刑台のエレベーター」がまず上げられるが、あの独特の雰囲気のフィルムノワールとは一転した完全にシュールなドタバタ映画でした。コマ落としをはじめと…
良かった。二人の天才の才能にうなってしまった作品でした。 1人は宮籐官九郎、もう1人は阿部サダヲです。宮籐官九郎さんはもともときらいではなかったのですが、それはあの独特の台詞の応酬、、ドタバタギャグの連発、駄洒落、ぼけつっこみのバイタリティあ…
ロバート・ゼメギス監督がパフォーマンスキャプチャーと呼ばれるコンピューター処理技術を使って描いたいわばCGアニメに近い作品である。3Dバージョンも上映されているのですが、ジム・キャリーが精霊とスクルージ役を7役こなしているというのも売り物…
とにかく、プロの一流の俳優さんを使って、プロのスタッフを使って作った素人映画という印象でした。 せめて脚本に一流の人を起用すべきだったと思います。脚本も監督も角川春樹が担当したのは作品として完成度を上げるのには無理があったでしょう。ただ、私…
46年ぶりのリメイク作品である。 かつて橋本忍、山田洋次脚本、野村芳太郎による映画化されたのは1961年。まさに原作の時代背景がまだ残っていた時代に作られた作品であった。したがって、観客もそれなりに物語の根底の部分は予備知識としてあったのである。…
名脚本家リチャード・カーティスが脚本監督をした作品ということで、期待していたものの、なんせ上映劇場が都心に限られているため、半ばあきらめていたが、ちょうど時間があったので見に行ってきました。まさにリチャード・カーティスならではの映像世界が…
「ラッキーナンバー7」が結構好きな私はこの監督ポール・マクギガンの新作であるこの映画は結構楽しみでした。 しかし、公開が限られた劇場であり、クチコミも芳しくないのでためらっていたのです。でも、万を帰して見に行ったのですが、これがなかなか掘り出…
いったいどこまで続くのやらこの「ソウ」シリーズ。 今回はとうとう第六作まで来てしまい、正直第一作はなんとなく覚えているもののそれ以降の展開はほとんど覚えていないというのが正直なところである。 前作「ソウ5」はかなりえぐかったし、その前の「ソウ…
久しぶりのサム・ライミ監督作品。近年は「スパイダーマン」シリーズで派手なアメコミ作品が中心であっただけに、本来のサム・ライミファンとしてはちょっと物足りなかったところゆえ、かなり楽しみにしていました。 今回の作品、従来のサム・ライミらしいB…
チャン・ツィイーとデニス・クエイドという組み合わせのサスペンス映画ということで、チャン・ツィイーのファンでもある私は興味津々、もしかして掘り出し物かもと思って出かけた。冒頭からいきなりスプラッター映画に近いようなグロテスクなシーンで思わず…
韓国映画の未熟さについては、以前にも触れてきました。最初の三分の一ほどはとにかく耐えなければいけない。さらに韓国のお国柄というか、国民性というかはさすがにいまだに理解しきれないところがある。そんな前提はさておき「グエムル漢江の怪物」の冒頭…