2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧
なんと今や大俳優のケヴィン・コスナーが殺人鬼を演じた、しかもどちらかといえば小品でB級のサスペンス作品にである。前評判もなく、といって、派手な宣伝もなかったこの「Mr.ブルックス完璧なる殺人鬼」、ほんの最近見た宣伝フィルムのおもしろさと、ど…
最後の最後にだまされますよってキャッチフレーズのこの作品。ラストシーンにはだまされたというより、そうかそうだったのかと納得してしまいました。 お見事、これこそ、どんでん返し謎解き映画の醍醐味、そして、小粋でしゃれた映画の代名詞のようなできば…
自分の年齢も50歳に近づいてくるにつけ、日頃気にするのは自分の今までの人生とこれからの余生のことですね。 神姫くさいと思われるかもしれませんが、この年になると、そんなことを考えるようになりました。そんなわけで、名優二人が繰り広げる余命6ヶ月…
ウォルトディズニーが仕掛けた一大イベントシリーズ、ナルニア国物語。その第二章がいよいよ公開された。 第一章はさすがにやや子供向きのシーンがなきにしもあらずであったし、全体のストーリー展開もやや散漫な部分も見られたが、今回の「ナルニア国物語第…
宣伝フィルムを見たときから、ちょっと期待はしていました。一方で韓国のクァク・ジェヨンという監督ゆえに,かなり不安もありました。 韓国映画はまだまだ稚拙ですからね。さて、出だしは結構いいです。突然、主人公小出恵介の前に現れて、はちゃめちゃな行…
最初に、この書き込みは完全にラストをネタばれしています今までの映画の常識を覆すならこの作品を見てみるのもいいかと思います。 夢の工場としての映画のストーリー展開の常道を完全に覆す。それをもっとも効果的な卓越した演出で見せたのがこの作品です。…
いわずと知れた黒澤明監督の三大名作といわれる一本「隠し砦の三悪人」をオリジナルとしたリメイク作品である。 とはいえ、あくまで原案を使い、オリジナル脚本をもとにしているとはいえ、先日の「椿三十郎」とは違って、かなり改編しています。もともとの展開…
本日、かねてからチケットを買っていた舞台「トゥーランドット」を妻と二人で梅田芸術劇場へ見に行った。いやぁ、本当に良かった。人生50年近く生きているが、舞台ミュージカル(祝祭音楽劇となうっていますが)であそこまで感動したのは初めて。 ラストは…
ダニエル・ディ・ルイスがアカデミー賞主演男優賞を受賞したポール・トーマス・アンダーソン監督の「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見る。本当に見ごたえのある秀作であった。カリフォルニアで石油の採掘で一攫千金をねらう一人の男の物語。 こう聞くと私…
結構評判がいい。もともと見るつもりだったものの、日本語吹き替え版しか近くでは上映されないために今まで伸ばし伸ばしにしていた。時間も空いたことだし、いつまで経っても字幕版を見れそうにないので仕方なく吹き替え版を見た。評判どおり、結構面白かっ…
テレビ版で大人気で、私もすっかりファンの水谷豊主演の「相棒」の劇場版を家族四人で見に行きました。 なんせ、家族中が大ファンのこのドラマ、満を持しての劇場鑑賞となったわけです。とにかくおもしろい。 最初から最後まで画面に食い入るように見入ってし…