くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

映画感想「紀ノ川」「野菊の如き君なりき」

松竹百十周年ということで名作43本がシネヌーヴォーで上映され始めた。 ちょっと薄っぺらな映画を見飽きたので、映画史に残る名作をと出かけました。 「紀ノ川」は有吉佐和子の名作を原作に中村登監督が作った傑作です。その名の通り、久しぶりに思い切り…

映画感想「神の左手悪魔の右手」

今、乗りに乗っている金子修介監督が、一体、いつ作ったのだろうと思うほどに突然公開された作品がこの「神の左手悪魔の右手」である。なんせ、満を持して発表された「デスノート」が大ヒット中であり、まだその余韻も十分に残っている中で、この楳図かずお…

映画感想「日本沈没」

大ファンの樋口真嗣監督、そして「雪に願うこと」の名脚本を書いた加藤正人が脚本に参加している「日本沈没」、期待せずにはいられないのであるが、やはり33年前の森谷司郎監督の大作「日本沈没」を知るものにとっては複雑な思いで見に行った。もちろん、…

映画感想「ブレイブストーリー」「ローズ・イン・タイドランド」

宮部みゆきファンとしては見ないといかんだろうと思いまして、あまり期待していなかったアニメ「ブレイブストーリー」を見に行きました。 結果はというと、全く予想通りの期待はずれの作品でした。アニメの製作担当をしたのはGONZOでもあるので若干の期…

映画感想「M:I=Ⅲ」

この映画も第三作目になると、さすがに息切れしているのではないだろうか?なんていう危惧は全くなく、ますますスピーディなアクション映画としての地位を確固とした。そもそも、第一作はテレビ版オリジナル「スパイ大作戦」のパターンを全くひっくり返した…

映画感想「ポセイドン」

ロナルド・ニーム監督が描いたパニック映画の秀作にのぞんだヴォルフガング・ペーターゼン監督。 「トロイ」でも見せたのだが、このペーターゼン監督、この手の大作の作り方は非常に上手い。多分、今活躍しているハリウッドの監督の中でも五本の指にはいるの…