2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
大友克洋監督が久しぶりにメガフォンを取った実写映画「蟲師」をみる。 特に大友監督のファンでも、アニメのファンでもないが、どこか期待の作品であった。冒頭からラストまで、ひたすら静かな映画であった。日本の原風景そのものの自然の中の昔ながらの日本…
予想以上におもしろかった。 というより、予想より遙かに良かったと言うべきか・・宣伝にフィルムを見た段階では、ちょっとしたサスペンスだろう程度にしか思っていなかったのだが、なかなかどうしてかなり良くできている。 主人公ダグ・カーリン(デンゼル…
なんとも、お手軽な映画でした。 夜になると、突然、博物館の中の動物やら、人間やらが動き出すというなんとも、ありそうでなさそうなお話。出だしから、いきなり、見せ場が続出。そして、その繰り返しの中で、なぜ、動き出すのか?そして本編の背後にある別…
懐かしい大好きな名作「Wの悲劇」の澤井信一郎監督で、これまた大好きな角川春樹製作の大作「蒼き狼 地果て海尽きるまで」を見る。正直、薄っぺらな大作映画だろうと高をくくっていた。冒頭部分から、人間が描けていないなどとえらそうに思いながら見ていた…
18世紀パリは悪臭が蔓延していた。そもそも入浴の風習がなかったフランスでは香水で大衆を消していたのである。ちなみに、マリー・アントワネットがオーストリアから嫁いでくるが、オーストリアでは入浴の習慣があったので、その習慣がフランスへ持ち込ま…
舞台演出家としてのカリスマ蜷川幸夫の娘にしてフォトグラファー蜷川実花が映画初演出。当然映画ファンとしては色眼鏡で見てしまう。どこかに欠点はないか、かつて[CASSHERN」の紀里谷監督のような独りよがりになっていないかと目を皿のように見て…
ここまで徹底的にふざけてみたら何とも最高に痛快である。 それに、この映画はテレビドラマでは作れないスケールもしっかりある。だから楽しい。だから映画館に足を運んでも全く損だと思わない。そもそもバブルによる経済破綻を招いたのは当時の大蔵大臣の馬…