くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

映画感想、「スチームボーイ」

まさしく、壮大なアニメーションでした。アニメの大作というのはこういうものかと感動しました。さすがに五年費やしただけのことがあるものです。日本アニメの底力を見せ付けられました。イギリスをはじめヨーロッパが世界の中心だった頃を描きながら、SFの…

映画感想「スパイダーマン2」

スパイダーマン デラックス・コレクターズ・エディション サム・ライミ監督の映像美学が爆発した秀作でした。 冒頭のクレジットのシーンからすばらしい。長くもなく、短くもなく、端的なイラストとクレジット紹介で、いつの間にかスパイダーマンの世界に引き…

映画感想「ハリーポッターとアズガバンの囚人」

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 導入部はスピーディーで過去の二作品とは全く異なった作風に変わりました。 やはり監督の違いでしょうか、大人の映画になったという感想が第一印象です。確かに、前二作品はクリス・コロンバス監督ということで子供向け…

映画感想「69シックスティナイン」

KEN&ADAMA −69 sixty nine− 妻夫木聡×安藤政信 クドカンの脚本でまさにクドカン作品。 時代は高度経済成長真っ只中の1969年。なのに伝わってこない。時代の息吹が。原作者の村上龍氏は自伝的にこの作品を書いたのであるから、おそらく原作には時代の息吹きが…

映画感想「ブラザー・フッド」「ロスト・イン・トランスレーション」

「ブラザー・フッド」 見事なできはえ。見事な導入部分から物語は本編、朝鮮戦争のスペクタクルへ。 スペクタクルシーンでありながら、人間ドラマの重厚なシーンの連続に観客は引き込まれてしまいます。細かいカット割りと戦場シーンの手持ちカメラの効果的…