くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

「ペイチェック消された記憶」と韓国映画の話題作「恋愛中毒」

Cinema-Topix


「日本の方々は、好きな俳優の映画を観る時や話を聞く時、静かに耳を傾けるというマナーをもっています」

 まさに韓国映画旋風到来という感じで、今年に入ってから日本でも凄まじい勢いで韓国映画が封切られているが、その中でもぜひ注目したいのが、愛と葛藤を雄々しく綴ったラブ・ストーリー純愛中毒」である。主演は「JSA」(2000)で苦悩する兵士役で多くの人々を虜にし、NHK-BSで現在放映中の「美しき日々」(2001〜)でもファンを急増させた韓国の大スター、イ・ビョンホンだ。
 「純愛中毒」というタイトルのインパクトはもとより、ストーリーの設定も特異である。兄弟が同時に交通事故で昏睡状態に陥り、弟の方は奇跡的に目覚めるが、実はその体に宿っていたのは、兄の魂だった!という斬新な内容なのだ。もちろん、兄の妻は困惑し、兄と弟の間で葛藤するというミステリアスでドラマティックなラブ・ストーリーである。
 そんな「純愛中毒」のプロモーションでイ・ビョンホンが来日し、ジャパン・プレミアを兼ねた来日記者会見を行った。そう、大勢のファンも同席した異例の会見ということで、黄色い歓声が上がる中、彼は終始穏やかな笑顔で質問に答えてくれた。



公開作品・公開待ち作品紹介



ペイチェック 消された記憶

[監][製]ジョン・ウー 
[原]フィリップ・K・ディック 
[総]ストラットン・レオポルドほか 
[出]ベン・アフレック  アーロン・エッカート  ユマ・サーマン ポール・ジアマッティ 

[制作データ] 2003米/UIP
[上映時間] 118分

SF小説の大家フィリップ・K・ディックの原作を、「フェイス/オフ」のジョン・ウー監督が映画化。3年分の記憶を消された男の、決死の逃避行をスリリングに描くアクションだ。



ベン・アフレック 出演作
・ 青春の輝き 1992
インディアナ・ポリスの夏 青春の傷跡 1997
・ グッド・ウィル・ハンティング 1997
・ チェイシング・エイミー 1997
アルマゲドン 1998
・ 200本のたばこ 1999
・ ドグマ 1999
・ 恋は嵐のように 1999
レインディア・ゲーム 2000
・ 偶然の恋人 2000
パール・ハーバー 2001
チェンジング・レーン 2002
トータル・フィアーズ