くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

映画感想[DOAデッド・オア・アライブ」

デッド・オア・アライブ

題名を聞いただけでピンときてしまう。3Dゲームの実写映画化である。
宣伝フィルムを見たときに、なかなかおもしろそうだと目をつけていたが、完全にB級映画である。

「チャーリーズエンジェル」ばりの美女がセクシーなコスチュームに身を包んで剣を振り回す。しかしながら物語は完全に「燃えよドラゴン」であり、「LOVERS」の竹藪での戦闘シーンは出てくるは、なんでか知らんがビーチバレーのシーンは出てくるは、訳がわかりません。

キャストは演技としてはほとんど無名の人ばかり。ケイン・コスギなんかがリポビタンDを離れて活躍している。それに的のボス役でジュリア・ロバーツのお兄さんエリック・ロバーツなんてのも出ています。いわゆる、メッタにスクリーンでお見かけしない俳優さんが総出演?

ワイヤーアクションや剣劇シーンにもこれといったスピーディさもないし。クライマックスにしてもあっさりである。
なんと言ってもパンフレットも500円と少し安い上に、パンフレットの中の解説にも見るべき場所は・・・位でほかは何ともというようなコメントが乗っていたりするから、にんまりだ。

何せ主役級の四人の美女がラストで刀を構える形がなっていない。野球のバットやないっちゅうねん。両手をひっつけてにぎってどうすんねん。ゆいいつデヴォン青木だけが正当に握ってはいる物の、頼りないものだ。

まぁ、徹底的なB級映画だから、それ以上を期待してもいけません。まぁこの辺にしましょう。
ちょっとお金もったいなかった。