くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

映画感想「バットマンビギンズ」

バットマンビギンズティム・バートン監督がスクリーンに復活させたバットマン。 今年、クリストファー・ノーラン監督が作り上げたバットマンはまさしく正当なアクション映画としてのバットマンに仕上がっていた。冒頭部分からしっかりとストーリーを演出し、…

映画感想「暗夜行路」「雪国」

豊田四郎生誕100周年記念として豊田監督の名作20本の特集上映に出かけました。 本日最初は 「暗夜行路」 ご存じのように志賀直哉の傑作小説の映画化である。140分という長尺作品ながらその長さを全然感じさせない。 どこが素晴らしいのか、何が観客…

映画感想「電車男」

ネット掲示板から大ブレイクした原作「電車男」の映画化作品をついに本日見たのです。 感想! 期待以上に素晴らしいラブストーリーだった。もともと、ネットの掲示板上のやりとりの物語。ネット上のリアルタイムの展開の中でこそ、このお話のおもしろさや、…

映画感想「戦国自衛隊1549」

新生角川映画が放つ伝奇スペクタクル超大作「戦国自衛隊1549」 ご存じ1979年に映画化された名作「戦国自衛隊」をオリジナルにしてそのプロットのみを使った全く別のオリジナルストーリーである。宣伝フィルムをみた限りではなかなかの迫力とスピード…

映画感想「四日間の奇蹟」

ベストセラー小説の映画化が相次いでいる。 しかし、原作が素晴らしいものであればあるほどその映像化にはひと工夫もふた工夫もいるのである。 「半落ち」でその評価を不動のものにした佐々部清監督が次に望んだのはベストセラーの純愛小説「四日間の奇蹟」…

映画感想「ハサミ男」

原作は素晴らしいミステリーである。映像化不可能と言われるほどその見事なプロットの組み立てと、登場人物の不可解さ、心理描写の見事さ、ストーリーテリングのうまさ、そしてなんと言っても謎解きのおもしろさは近年4だミステリーの中でも屈指のものでし…

映画感想「フォーガットン」

ジョセフ・ルーベン監督、シュリアン・ムーア主演のホラーサスペンス。といううたい文句と宣伝フィルムのおもしろさから公開を待っていた作品でした。 しかし、映画情報サイトの「ごらんになった方の満足度」が非常に悪い。滅多にそういうことがないだけにか…

映画感想「ミリオンダラーベイビー」

70歳を越えてなお見事な作品を発表し続けるクリント・イーストウッド。 今年のアカデミー賞で本命と噂されていた「アビエイター」を押さえて見事4部門に輝いた「ミリオンダラーベイビー」。「アビエイター」に感動した私としてはこの作品の一番の興味は「…