この映画にああだ、こうだと理屈をこねたらファンの人はもちろん、誰からもブーイングだろう。
大ヒットテレビドラマの映画版にして、完結編?である。
テレビドラマに熱くなった人は映画版を見てもう一度熱くなればいい。テレビ版で涙した人は映画版でもう一度思い切り泣けばいい。そして、その感動を引きずりながら「ああ、いい映画だったなあ」と感慨にふければいい
素直になって楽しむこと、それがこの映画を見るうえで一番大切なものではないでしょうか。
テレビ版を見た人を前提にしたシーンとかもたくさんあるので、初めてこの物語に出会った人は物足りないのかもしれない。テレビ版にあった小さなギャグのワンカットなども当然取り入れられているし、細かい紹介がすべて削除され、まっすぐに感動の物語に仕上げているから、そこをどうだという人がいることも確かです
でもでも、たかが映画じゃないですか、楽しんで、泣いて、感動して、懐かしいスポコンドラマにかつての若き日をかえりみるのもいいんじゃないでしょうかね
誰もいない高校の校舎を背景に終わるエンディングのタイトルはどこかしら、隅に忘れていた懐かしい思い出を思い出させられて、ノスタルジーに浸ることができました。