くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

映画感想「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」

恋する輪廻 オーム・シャンティ・オー

久しぶりのインド映画。例によってシンプルなストーリーと歌と踊りの洪水で三時間足らずがぜんぜん退屈しない。この娯楽に徹した作り方はある意味称賛に値するね。
それに主演の女優さんがとにかく美しい。まるで雲の上の人というのが当てはまるくらいにうっとりさせてくれるのもインド映画の魅力。対する男性は今一つ庶民的なのも特徴的かな。

ボリウッド映画の大スターシャンティプリヤにあこがれるわき役俳優オーム。このシャンティプリヤが監督のムケーシュと内緒の夫婦仲。ところが、公になる前に出世を求めてムケーシュはシャンテを捨てて別の女性と結婚することにする。別れるためにシャンテをセットもろとも火事で焼いてしまい、助けにはいったオームも死んでしまう。

そして30年後、なぜかオームは転生して大スターになった。しかし、ある日かつての焼けたセットで記憶がよみがえり死んだシャンテのためにムケーシュに復讐する計画を立てるというもの。

とにかく、豪華絢爛なダンスシーンに圧倒される。というかそれだけが見所で楽しいがそれ以外は本当にふつうの映画。そのギャップというか個性がインド映画の魅力。

シャンテプリアを演じたディーピカー・バードゥコーンという女優さんがとにかくきれい。一日中見つめていても飽きないほど美しい。人種的な顔立ちの好みというのもありますが、もう引き込まれて、画面から消えてほしくないと思ってしまうのだから強烈です。

ラストは見事計画が達成され、ハッピーエンド。スタッフキャストがエンドタイトルに総登場してエンディング。

もう、ここまでくるとショーですね。でもこれはこれで楽しめる一本でした。