くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

映画感想「劇場版 SPEC〜結(クローズ)〜 漸(ゼン)ノ篇」

劇場版 SPEC〜結(クローズ)〜 

深夜ドラマ版の[SPEC」のファンでもあり、堤幸彦監督ごひいきでもあるので、仕方なく劇場版に足を運んでいる。前回で終わったのかと思ったが、まだ完結篇があるらしく、しかも前後篇。今回の前篇は[SPEC」を知るものでさえも、あまりにも、一本で劇場公開するためにだらだらと引き延ばした、客を馬鹿にしたダイジェスト版であった。

要するに、今回の物語の中心は、裏の組織が、SPECホルダーを壊滅するために「シンプルプラン」という計画を立てている。それはSPECホルダーだけに害を及ぼすウィルスをばら撒くという計画らしいのである。ただそれだけのことを、ただひたすら、これまでの映像やらを挿入しながらだらだら描いていく。

野々村係長の死をクライマックスにして、ウィルスがばら撒かれ、プランがスタートして、前篇の終了。怒り心頭の当麻たちが、組織の中心であるプロフェッサーJに戦いを挑んで行く後篇へ続く。

まぁ、どうでもいい前篇である。ポイントで無料鑑賞だったから良いとしよう。