「エイミー、エイミー、エイミーこじらせシングルライフの抜け出し方」
それほど長い作品ではないのに、やたら長く感じた。脚本のストーリーテリングが良くないのだろうが、この手のアメリカンコメディは、みんな女性側の下ネタで走るのが定番だなと思う。
「ブリジット・ジョーンズ」のシリーズのように、上手い人がやるととにかくテンポも良くて面白いのですが、この映画は今ひとつだった。監督はジャド・アバトーです。
男遊びと恋愛を自由に楽しんでいる主人公エイミーは、ある日スポーツ選手専門の医師、アーロンと出会い恋に落ちる。あとはこの二人の、どこか不器用な付かず離れずの展開がコミカルに描かれるが、主演のエイミー・シューマーのが演技にキレがないので、ただの下ネタ満載のギャグの喋りまくりだけで展開。
ラストは映画らしいエンディングで締めくくるものの、そこまでがとにかく長く感じてしまった。
特に秀でた映像も画面の面白さもこの手の映画特有の掛け合いのリズム感もなく、取り立てるほどの一本ではなかったんは残念です。
