くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

映画感想「シング・フォー・ミー、ライル」「シャダム!神々の怒り」

「シング・フォー・ミー、ライル」

本当にたわいもない映画ですが、曲が良いので最後まで楽しめました。物語は後半かなり適当に展開するけど、ほのぼの浸るファンタジーミュージカル、童話の世界観がとっても良かった。監督はウィル・スペック、ジョシュ・ゴードン。

 

マジシャンのヘクターがこの日もステージに立とうとするが、すでにみんなから飽きられていて追い出されてしまう。たまたま珍しい動物を扱う店に立ち寄った彼は、店の奥で歌っているクロコダイルの子供ライルと出会う。ヘクターはライルを手に入れ、歌やダンスを仕込んで初舞台に臨むが、ライルは観衆の前では上がってしまって何もできず、ステージは大失敗、借金を抱えたヘクターは、自宅の屋根裏にライルを残して旅に出てしまう。

 

そして十八ヶ月が経つ。プリム夫妻が息子のジョシュを連れて一軒の家に引っ越してくる。そこはかつてヘクターの家だった。地下には口うるさいグランプスがロレッタという猫を飼って、何かにつけていちゃもんをつけてくる。夜、屋根裏の物音に目覚めたジョシュが屋根裏に上がるとそこに大きくなったライルがいた。そして歌を歌うことでしか喋れないと知ったジョシュは急激にライルと親しくなり、間も無くして母もすっかりライルにハマってしまう。この辺りのそれぞれの登場人物の背後の描き方が非常に適当なのが残念。

 

ライルは、階下のロレッタ、ジョシュらと親しくなり、残飯を漁ったりしながら日々を過ごしていたが、そこへヘクターが帰ってくる。ヘクターはライルと再会してすぐに次のショーを企画する。しかし、やはりライルは歌えなかった。しかも、動物園に連れ去られてしまう。一旦は諦めたヘクターだが、戻ってきてジョシュの助けでライルを助け出す。しかし警察が迫ってきた。

 

ジョシュは、テレビのタレント発掘ショーにライルを出演させようと、スタジオに向かう。観衆が驚く中、ライルはとうとうステージで歌う。ヘクターはライルを使ったショーを企画して行くが、忙しさの中、ジョシュらはライルをバカンスに誘って出かける。ヘクターは、ジョシュの友達の黒人少女の飼うガラガラヘビが歌うのを見て、新たなショーを考え映画は終わる。

 

何もかもがかなり雑なのですが、ぼんやり見るには最適のエンタメ映画になっています。曲がいいのが最高です。それだけの映画です。

 

「シャダム!神々の怒り」

こんな適当な話、ご都合主義だけで走る映画ばかり作ってたら、ほんまに飽きられると思う。なんの面白みもなく、主人公が変わるだけのヒーロー映画という感じの安直映画だった。今更CGもありきたりやし、見る価値のない一本でした。監督はデビッド・F・サンドバーグ

 

ギリシャの博物館、神の杖が展示されているが、怪しい二人の老婦人がやってきて大暴れしてその折れた杖を盗んでいく。そして魔術師が監禁されている牢屋に行って無理やりその杖を直させる。

 

一方半人前ヒーローのシャザムとその兄弟は今日も世間の危機を遊び半分に救っていたが、人々はそんな彼らにうんざりし始めていた。そこへ、神の娘たち三姉妹がドラゴンを引き連れて世界を破壊すべくやってくる。立ち向かうシャザムは、手も足も出ないまま兄弟の力は次々と奪われて行く。シャザム=ビリーは、魔術師の力を借り、自らを犠牲にして敵を撃ち倒すべく向かって行く。そして命と引き換えに敵を倒す。

 

ビリーの死を悼む家族の前にワンダーウーマンが現れ、破壊された地上を復活させるとビリーも生き返ってハッピーエンド。馬鹿らしいエンディングである。

 

単純なヒーロー映画に終始するのは決して悪いことではないけれど、ストーリー作りはもっと本気でやらないと、ワンパターンを超えて適当感が見え見えになってきている気がします。演出も適当感満載で、何が面白いのという画面作りに辟易とする、そんな映画でした。