「MUSA」
ほんとに、とても韓国映画とは思えない、スケールの大きさ。
ハリウッド映画にも匹敵する、エンターテイメント映画でした。
難を言うと、ちょっと、一人一人の人物を描きすぎていて、ポイントが定まらなかったことでしょうか。
ちょっと例としては適切かどうか、「七人の侍」に比べると、それぞれのサムライが個性的であるにもかかわらず、中心となる人物が主に描かれていて、全体にまとまっているのですが、MUSAの場合は、槍の名手、弓の名手、剣の名手、そして、将軍、姫、それぞれが均等に描かれていて、まとまらないのです。
とはいえ、広大な大地に繰り広げられる戦国物語としてのエンターテインメントはさすがに評判だけのことはあります。
いい映画でした。ほんと、日本もがんばってほしい。