一本筋が通った良い映画にめぐりあいました。
こんなにふざけた物語なのに、スキがないんですよ。
もっと荒いところやいい加減なところが有るはずなのに、少なくとも息切れしたところがどんな作品にもあるはずなのに、最初から最後まで非の打ち所がなくしっかり作られているんです。
それほどきっちり作られているのに、物語はロリータファッションの深田恭子とヤンキーのお話。
しかも、舞台は茨城県の片田舎で、それだけでもギャグだらけの軽い世界なのに、まるで硬派の社会派ドラマのように隅々まで隙間無く真剣に練り上げられた展開。
ほんとに良い映画でした。日本映画も捨てたものではないですね。もっともっと映画を見たくなるようなそんな将来のある映画でした。
それにしても、深田恭子はもっとでかい女性だったような記がしますが、ロリータファッションのせいか小さく見えました。しかもかわいい。さすがに高校生の制服のシーンはそろそろ無理なようですが・・
なんかしら最後はふっきれて感動してしまいました。しかも彼女たちみたいに自分たちもしっかり生きなければなんて納得させられたりして。
是非お薦めの作品です
