ジェット・リーとジャッキー・チェンの当代カンフースター二大共演という超大作?というふれこみの「ドラゴン・キングダム」
アクションへの期待と、ファンタジックな内容への興味から、早くから見たかった作品です
物語はどこか「ネバー・エンディング・ストーリー」のようでもあ留オリジナルストーリー。
ふとしたことから伝説の如意棒を手に入れたアメリカの少年が、古代のキングダムへ迷い込んでしまい、大冒険をするという物語。
冒頭、タイトルバックは古き良き香港カンフー映画のタイトルを思わせるシーンが続き、一方でキングダムでの古代の出来事として孫悟空が大暴れする伝説のお話を挿入します。このあたりの演出はなかなか工夫もあって、おもしろいですが、どこかリズムが乗ってこないのはこのあたりさえもかつてのカンフー映画的ともいえますね。
本編に入って、ジャッキー・チェンが登場するあたりから、完全に香港カンフー映画の世界。
とにかく次々と華麗かつ様式美の固まりのようなカンフーシーンが続きます。
ジェット・リーの卓越したカンフーアクション。ジャッキー・チェンのコミカルな中にさえ渡るアクションシーンの連続。あれよあれよと見入ってしまい、懐かしい中にも楽しいシーンが続きます。
さらに、敵方の白髪の刺客がまるでゲームのキャラクターのように美しい。
ほれぼれしてしまう魅力があり、こらは明らかに日本のゲームキャラクターをイメージしている感があり、ほれぼれしてしまいました。
彼女を見ただけでもこの映画を見た会があったと思えるほどの美しさでした。
全体に、たわいのない映画で、特に見事な演出も、映像もみれたわけではありませんが、二大スターの共演はおそらく映画史に残る作品になることは確かですね
主人公の青年がさすがに大スターの陰に隠れてしまったのは残念ですね。このあたりの脚本の工夫がほしかったと思います