くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

映画感想「フラットライナーズ」「カンフー・ヨガ」

kurawan2017-12-22

フラットライナーズ
1990年に制作された医療サスペンスのリメイクであるが、オリジナル映画をほとんど覚えていない。今回は完全にB級ホラーに仕上がったという感じで、別に見るほどでもなかったが、強いて言えばエレン・ペイジが出ているぐらいである。監督はニールス・アルデン・オプレブ。

医学生のコートニーはかつて、自分が運転していて死なせてしまった妹への罪悪感ともう一度会いたいという思いから臨死実験をすることを思いつき、親友四人と実験を開始する。

見事に蘇生したコートニーだが、超常的な頭の冴えの能力を身につけて戻って来たえに、妙な幻覚に悩まされることになる。

コートニーが人格が変わったように優秀になったことから、友人たちは次々と実験に参加していくが、臨死体験から戻ると、過去の罪が幻覚となって襲いかかるようになる。そして、コートニーは死んだ妹の幻覚に追い詰められ自殺してしまう。

実験を体験した残りの三人は、自分たちの身の危険を感じ、かつての罪に対して謝罪のために会いにいく。そして、その罪を認めることで許しを請い、無事元に戻ってエンディング。なんとも言えない映画だったが、それなりに楽しめたからこれはこれでいいかなという感じである。


カンフー・ヨガ」」
ここまで適当に作れたかというほどの映画で、ストーリーがあるのかと思えばラストで全てなしになるし、と言ってインド映画的なエンターテインメントに終始しているわけでもないし、香港映画的なジャッキーアクションが面白いわけでもない。監督はスタンリー・トン

古代のインドの王朝が隠したらしい財宝を巡って中国の考古学者でカンフーの達人とインドのヨガの達人で考古学者と名乗る女性が、その財宝の地図を持って、現地に向かうが、実はその末代の王朝の悪者?が狙ってくるとい展開。

なのだが、その場限りのストーリー作りが見え見えで、結局最後はみんなでダンスをしてエンディング。開いた口が塞がらない作品とはこういうのをいうのだろう。その呆れた感がこの映画の個性だろうかと笑って終わった。