くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

映画感想「アーサーとミノモイの不思議な国」

アーサーとミニモイの不思議な国

あのリュック・ベッソンがコンピューターアニメを作る。それだけでも最初は想像できなかった。
たくさんの映画をプロデュースしている最近のリュック・ベッソンであるだけに、またプロデュースしたのだろうと思っていたのだが、なんと監督をしている。

最後の最後まで悩んだ末、特に見たい映画もほかになく、といってスクリーンがみたくて仕方のない今日この頃だったので、見に行ったのです。

それほど長い作品でもないのですが、やはりコンピューターアニメ自体が好きではない自分の性格も反映してか、かなり長く感じた。
物語は単純そのもの、展開も特に変わっているわけでもないし、これといって、個性的な画面が映し出されるわけでもない。

実写シーンからアニメシーンへ、そして、3Dアニメの特徴である縦横無尽に見せるカメラワークの世界、そこには平凡な3Dアニメの世界以上のものはなかった。リュック・ベッソン自体、それほど独創的な映像を作る監督ではないが、やってみたかったのでしょうね。

楽しい作品であるようにも見えるが、どことなく物足りないのはやはりリュック・ベッソンを知る映画ファンの正直な気持ちではないでしょうか?やはり、不得意な部分に無理矢理入り込むのも考え物でしたね。

まぁ、並の映画ということで、あれはあれでよかったと思います。

でも、リュック・ベッソンは「レオン」につきるのかもしれません。