くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

映画感想「ベイビー・ドライバー」

kurawan2017-08-25

ベイビー・ドライバー
いやぁ、これは面白かった。ちょっとした佳作という出来栄え、傑作という言葉が似合わない。だから面白い。抜群のリズムセンスと映像センスの旨さはさすがエドガー・ライト、ハリウッドに行ってもお見事です。

抜群のドライブテクニックで逃がし屋をしているベイビー、彼が真っ赤な車の中で音楽を聴きながら待機している。音に乗せたストーリーのオープニングが最高。やがて銀行強盗が行われ犯人がベイビーの車に乗り込む。そしてものすごいスピードで走り出す真っ赤なスバル。

時に逆走し、時に回転し、みるみる追っ手を巻いていくテクニックがまず凄い。そして、無事逃げ果せ、大金の分け前をもらう。家に帰ると、耳の聞こえない老人が彼を待っている。ベイビーは幼い頃事故で両親を亡くし、耳鳴りが止まなくなっている。そして何やら組織のボスに借金がありその返済に仕事をしている。

そして次の仕事もなんとかこなしたベイビーだが、行きつけのカフェでデボラという女性と知り合い恋に落ちる。そして次の仕事を最後にと思うのだが、ちょっとしたトラブルで警察に追われることになる。

クライマックスは、仲間からも追われるようになり、デボラを守りながら逃げるベイビーのシーン。そして観念して捕まり、5年の収監の後仮釈放となり出迎えてくれたデボラとハッピーエンド。

いろんな有名人をカメオ出演させ、抜群のノリと映像センスで突っ走るエドガー・ライトの世界を満喫できます。とにかく楽しく面白い。これが映画の楽しみですね。