くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

映画感想「インクレディブル・ファミリー」

kurawan2018-08-23

インクレディブル・ファミリー
やっぱりディズニーは面白い。何と言っても作劇のうまさはいまだに世界一だと思います。前作を見ていないのですが、単純に楽しむことができました。ただ、ここまでできるならもう一工夫ストーリーを練りこんだらもっと面白かったと思います。

ヒーロー禁止法が施行され、スーパーヒーローは物を壊すばかりでマイナス面ばかりという風潮が広がっている。インクレディブルファミリーもその行動が非難されたり制約されている。

ところがここに彼らを支援しようとする男が登場、インクレディブルファミリーのイラシティガールを支援して、もう一度ヒーローたちを見直させようとする。

ところがスクリースレイヴァーと呼ばれる謎の人物がテレビ画面を通じて人々を操るようになり、実は支援してきた男の妹であることがわかり、その危機を救うためインクレディブルファミリーが立ち上がるのがクライマックス。

一方、インクレディブルファミリーにはジャック・ジャックという赤ん坊が生まれ、しかも様々な超人的な能力を発揮、そのコミカルさも見せ場になる。

ジャック・ジャックがアライグマと戯れる、いわゆるディズニー得意の動物ジーンが、目立って面白いが、ほかはそれほど優れたできに仕上がっていないし、ストーリー展開がややありきたりで平凡なのも残念。

全体に、それなりのレベルに仕上がっているが、もうちょっと面白くなりそうなのにと思える映画でした。