くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

映画感想「少林少女」

大ファンの本広克行監督の「少林少女」を見る。 もちろん、チャウ・シンチーの「少林サッカー」を明らかに意識しての物語であり、当然チャウ・シンチーも制作に参加している。それにあの太っちょとサラリーマン風のキャスト二人もゲストのごとく参加している。…

映画感想「紀元前1万年」

大嫌いなローランド・エメリッヒ監督作品である。 とはいえ、レイ・ハリーハウゼンの名作「恐竜100万年」のリメイクでもあり、宣伝フィルムでもそれなりの面白さを期待していたので、見に行くことになった。前作「デイ・アフター・トゥモロー」で、ローランド・…

映画感想「NEXT」

「ブレード・ランナー」「トータル・リコール」「マイノリティ・リポート」などの原作者フィリップ・K・ディックの「ゴールデンマン」の映画化「NEXT」を見る。2分先の未来を予知できる主人公を中心に、テロリストに仕掛けられた核爆弾の脅威からアメリカを救おうとす…

映画感想「フィクサー」

二日続けて社会はドラマを見ると正直しんどいです。 といっても、本日の「フィクサー」はもう少しサスペンスフルな内容だと思ったのですが、そういった面よりも社会ドラマ的な部分が多かったためか、やはり前半しんどかった。特に、日本の風土とその裁判主義…

映画感想「大いなる陰謀」

冒頭部分、アーヴィング上院議員(トム・クルーズ)にテレビジャーナリストのロス(メリル・ストリープ)が呼ばれるシーンから全編ひたすら、議論、議論の連続。アメリカ人の議論好きというか、対話好きというかがこれでもかと描かれていきます。一方で大学…

映画感想「ブラックサイト」

これといって期待していたわけではない映画です。 その期待通りというか、素直なサスペンス映画でした。 劇的な展開もないし、どんでん返しのような謎解きもない。サプライズのような犯人像もでてこない。奇抜といえば、ネットのサイトへのアクセスを利用し…

映画感想「王妃の紋章」

とにかく豪華絢爛とはこのことです。 極彩色の中国王朝の宮殿のシーンに冒頭から圧倒されてしまいます。 真紅と呼ぶにふさわしい赤、まばゆいばかりの黄色、透き通るようなコバルトブルー、それぞれが風のように、画面上を吹きすさんでいきます。出だしは、…

映画感想「犬と私の10の約束」

ひとえに、田中麗奈と池脇千鶴がでているというだけで見に行った作品です。 いいじゃないですか、そんな単純な目的で映画を楽しむのも。それに、そんな動機で映画を楽しむのが本来の形なのかもしれないと思うのですよ。物語は今さらいうまでもなく有名になっ…

映画感想「モンゴル」「クローバーフィールド」

アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた話題作「モンゴル」を見る。 「蒼き狼、地果て海尽きるまで」同様チンギス・ハーンの半生を描いた壮大な歴史ドラマだ。主演の浅野忠信をはじめアジア映画界の名優たちが顔をそろえた作品でもあり、そのできばえの定評…

映画感想「Sweet Rain 死神の精度」

他の人の感想はともかく、私はいい映画でした。 大好きな小西真奈美主演、といっても冒頭のエピソードだけですが、「Sweet Rain 死神の精度」あと数日で死ぬ運命にある人間が、そのまま死に値するか、そのまま生き続けさせるかという判断をする死神の物語。 …