くらのすけの映画日記

「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

2008-01-01から1年間の記事一覧

映画感想「ライラの冒険黄金の羅針盤」

ファンタジーが大好きな私の久々の期待作「ライラの冒険黄金の羅針盤」をようやく見に行った。第一印象、ニコール・キッドマンがやたら鼻に付く。とはいえ、悪役としておそらくこの三部作のすべてに登場しないといけないのですからそれなりに、癖のある存在感…

映画感想「エリザベス ゴールデンエイジ」

歴史超大作「エリザベス」の続編とも言うべきケイト・ブランシェット主演の「エリザベス ゴールデンエイジ」を見ました。前作で熱演したケイト・ブランシェットの名演技をもう一度見たくて見に行ったのですが、期待通り、今回もヴァージンクィーン エリザベス1…

映画感想「チーム・バチスタの栄光」

現役医師が描いた医療サスペンスの傑作「チーム・バチスタの栄光」を見る。宣伝フィルムを見た印象で、ちょっとコミカルな中に展開する謎解きゲームのようで、かなり期待大でした。と、期待が大きすぎたせいか、作品の完成度を求めすぎたせいか、冒頭から腰…

映画感想「L change the world」

私が大ファンの映画「デス・ノート」のスピンオフ作品「Lchange the world」を見る。本編の大ファンである私のとっては、ほとんど期待していなかった。もちろんオリジナルストーリーであるし、監督の金子修介から中田秀夫に変わっているというのもちょっと引…

映画感想「ラスト、コーション」

アン・リー監督作品、ヴェネチア映画祭グランプリという傑作「ラスト、コーション」をみた。第二次大戦下の香港、上海を舞台に抗日運動に走る学生の一人と、傀儡政権下のスパイのトップ、イーとのエロティックなラブストーリーである。 とにかく、ベッドシー…

映画感想「アメリカンギャングスター」

リドリー・スコット監督、デンゼル・ワシントン主演の期待作「アメリカンギャングスター」を見てきました。 2時間を越える作品なのと、かなりハードな内容のようでしたので、覚悟して見に行きましたが、何のことはない、のめりこむほどに見入ってしまいました…

映画感想「ウォーター・ホース」

私のような年代の人間にとっては、あまりにも有名な世界の七不思議「ネス湖のネッシー」 それは、まるで恐竜の代名詞のように使われているほどのネッシーという言葉ですが、もちろん、今となっては世界一有名なやらせ写真となっています。そんなネッシーの逸…

映画感想「テラビシアにかける橋」

珠玉の名編とはこういう映画をいうのでしょうね。日頃から、うだつの上がらない一人の少年が、一人の転校生の少女と仲良くなり、やがて二人は想像の世界で「テラビシア」という王国を共有するようになります。 そのきっかけは、少年にとっては父親からの愛情…

映画感想「陰日向に咲く」

あと一歩で、すばらしい傑作になり得たかもしれない一本の映画それがこの「陰日向に咲く」だった。そもそも、最近代注目の岡田准一と宮崎あおいがでているという点がかなり興味を引かれた理由であるが、何となく邦画がみたかったというのも確かだった。物語…

映画感想「スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師」

ティム・バートン監督とジョニー・デップとなればいまや黄金コンビである。 その独特の演出と、独特の演技力はこの二人をしてしか実現し得ないこれまた独特の作品が仕上がる。そんな期待の作品が「スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師」えある。も…

映画感想「アイ・アム・レジェンド」

かなり酷評、しかもみて良かった映画のアンケートでもかなり低い。しかも私があまり好まない黒人主演の作品ということで、今日まで見に行かなかった。たぶん見に行かないつもりだったが、もしかしたらの予感の中で重い腰を上げて見に行く感想は予想以上に良…

映画感想「ジェシー・ジェームズの暗殺」

ブラッド・ビットが惚れ込んだ原作を元にした「ジェシー・ジェームズの暗殺」をみる。冒頭から、正直しんどそうな予感が走った。 ただ、景色、映像は目が覚めるほどにきれいである。落ち着いた色彩と美しい自然の風景を正面からとらえ、淡々とした物語に彩り…