もう、笑ってしまう。
何でこの年になってウルトラマンの映画を見に行くのか?
とにかく、懐かしいの一言のために見に行った。
なんせ、初代ウルトラマンの黒部進さん、セブンの森次晃嗣 、ウルトラマンエースの高峰圭二 そして帰ってきたウルトラマンの団時朗 などなど、ほかにもウルトラQの佐原健二やら、女優陣など、あまりにも私のような年代には懐かしすぎるキャストに惹かれたのです。
もちろん、映画自体はたわいのない物で、ストーリーの展開にせよ、演出にせよ、どこを取り上げてもおもしろい物はありません。それこそ、映画のリズムなんてあったものではない作品です。
しかしながら、冒頭、ウルトラマンが初めてテレビで放映される夜の場面。
「三丁目の夕日」を思わせる涙が出るシーンをわざわざCGで再現していたりすると、もう胸が熱くなってきます。
時折、でてくる懐かしい俳優さんのワンカットなども見るにつけ、本当に年を取った物だなぁと自分も含めて痛感に感じてしまいました。
それだけの映画ですが、やはり映画として作っているのですからスクリーンで見るのが礼儀という物だろうと思いお金を出して見に行きました。
あとどれくらいスクリーンやテレビでこの俳優さんたちを見れるかわかりませんが、私にとっては永遠のヒーローです。
来年から廉価版で発売されるDVDも買ってみようと思います