「フィフス・ウェイブ」
クロエ・グレース・モレッツ主演の映画で、彼女を見るためだけに見に行った作品なので、構わないのですが、まぁ、普通の映画でした。SFということですが、冒頭の場面でその特撮的なものは全て終わるし、後は、ひたすらせせこましい空間の物語になる。監督はJ・ブレイクソンです。
主人公キャシーが森をかけている。手には機関銃のような銃を持っている。建物に入り、そこで、一人の青年を撃ってしまい、物語が遡る。
ある日、未確認物体が地球にやってきて、電磁機器を一瞬で使えなくし、天変地異を起こし、ウイルスを蔓延させて、人類を危機に追いやる。そして、次はとうとう、侵略にやってくるがその正体は不明。
キャシーたち家族は、難民キャンプを目指し、到着するが、そこへやってきたアメリカ軍によって子供と大人に分けられ別送される。
実は、この軍こそが、侵略してきたアザーズと呼ばれる侵略者に乗っ取られた集団だっということですが、キャシーは、逃げる途中、アザーズと人間の合体した青年に助けられたりというエピソードが絡んでくる。
結局、キャシーの学校の友人で、ベンという青年がこの真相を見破り、キャシーの弟を助け、キャシーと合流して、いつか勝つであろう人類の未来に向けてという感じでエンディング。
これといって退屈もしなかったし、クロエ・グレース・モレッツはやっぱりキュートだし、それだけで十分な映画でした。まぁ、娯楽SFなのだからこの程度でも十分じゃないでしょうかね。